​heaven in her arms - 縫合不全

全てが病んでいる時代だが宗教にはまっても救われない
今更戻らない
このやり方で方程式は完成する
誰もが一度 は囁かれるはずの
誘われる救われないという声に
安心だ
今も一人だ
選択肢は多くない
もちろん現在
血となり肉となった出会い
音楽
当時の話
全てに感謝
だが進むべき道に選択肢は多くない
歩幅を維持しろ
譲るな敵を見据えて歩幅を維持しろ
偏った水温が下がり干潮び
再び
水の中に沈んでいく
アナロジー取り込んで振りかざし
次はイデオロギー静態した祈
浴槽で眠る問いかける意思は強制で溶かされる
証言さえも忌み嫌って座って待って死んでいくという感 受性の違い/亀裂は法則通り走ってる犠牲の相対を揺すってる
右手に回る気配を感じて
横長で低空の空を見上げ
ている/あまりにも孤独な世界を壊さない 踊り
おどけるような悲しい眼差し
屈折した感情を断ち切る事によって
死んだ子供を引き摺って戻る関係/全身の血が抜かれて
破裂したのは錯覚/なぜ眺めているのか不明でも未明にも 確かに時が刻んでいく/復元可能なんだと問いの反復をただ繰り返す
同じ志の同じ歴史の奴等の背中をさすり 歩幅を維持するしかない
狂わされる音程と解体 殺され方を否定せず
破裂する闇の中の純白性/反復による手堅い
転成の連続が赤上に苦しむ乾期の死を望んで刺し合う
初めからあった動機の単純さ深さ吸引を包括して
肩に
乗せた痛みを理解せず理解されず
落ちたくない
衝動を釘で打ち付けてまで
目を避け名指しで呼ぶ
今更手を落とす
中立に居られないと
泣き叫んでみたって
側壁に組み込まれた螺旋の形状を知る
声帯を殺して
幻覚に脅える 声帯を潰して
目的を巻き付け
傷に理解を
傷に十分な理解を
影が無い所に救いを求めるな